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生前事務委任・任意後見・死後事務委任契約の事例
財産管理を依頼していた親族がお金を使っている疑いがありました。
依頼者様は、高齢かつ生涯独身の女性で、両親兄弟は既に亡くなられていたため、有料老人ホームに入所されていました。お金の管理や病院の往復、買い物などについては、近くに住んでいた遠い親族の配偶者の方に頼んでいたようです。ある日、依頼者様の姪御様が現金の残高を確認したところ、その額がずいぶん少なくなっており、ずさんな管理体制であったことが判明しました。
依頼者様と姪御様からの相談を受けて、「生前事務委任・任意後見・死後事務委任契約」を公正証書で作成しました。さらに、自筆遺言書の作成および法務局への保管手続きも支援しました。
心配されていた姪御様に毎月の収支報告ならびに依頼者様の状況報告を行っていますので、姪御様も大変安心されています。